13日~15日の3連休は大忙しでした。13日(土)は、別団体の会合がありまして、無線とは無縁でしたが、21時からはIARU HF World Championship、14日(日)はKANHAM、15日(月)はオール滋賀コンテストでした。本当は、15日(月)、ならやまARISSの学習会もあったのですが、そちらはパスさせていただきましたm(__)m
【IARU HF World Championship】
21時に始まって21時に終わる24時間のコンテストなので、KANHAMに行ってしまうとごく限られた時間しか参加できません。1日目の21時から寝るまで、2日目の朝、帰宅後から終了まで・・・ということで。
QSOはこれだけです。来月のWAEの「下見」をしたかったので、夜のEUはどうかな~と思っていたのですが、14MHzなんぞは、夜でもWもオンパレード。EUは、主に連盟のHQ局が頑張ってCQ出している程度です。
こんな感じですね。EUは、21MHzの方がマシ。28MHzは、私がQRVした時間、だいたいcloseしてました。・・・ってことは、WAEでも21MHzが鍵かな? いいアンテナがあれば、ローバンドでもいくらか稼げる? まぁ、何とかW/VEから呼ばれて、部分的に楽しめたIARUでした。
【KANHAM】
KANHAMは2日目だけでした。午前中は「JARLそこまで言って委員会」、午後はARRL VEの試験のお手伝いでしたので、他は全然見てません(x_x)
最近、KANHAMのメインは、コレになってます。JARLの森田会長(JA5SUD)はじめ理事の皆さんがパネラーとして壇上に座られ、司会の屋田さん(JL3JRY)曰く「赤裸々な話」を暴露(?)していかれます。今年も楽しませていただきました。
昨年以来、「新生JARL」に期待しています。今回、KANHAMには来られてませんでしたが、大矢浩理事(JI1DWB)のことも話題に上っていました。過去に提案された決議案の中に「免許を受ける際にその無線設備の技術基準適合の有無の確認や証明を要しない制度」の導入に向けた調査の実施・・・というのがあります。これは、諸外国のように、免許をもらったら申請や検査ナシに免許の範囲内の全ての無線設備を使っていいというモノで、巷で「包括免許」と呼ばれていたものです。大矢さんは、これを「免許人自己責任制度」と呼ばれています。これこそ私達が長らく求めてきたもので、今後のJARLと総務省の交渉の中で、早く実現しないかなぁ~と思っています。
VE試験の様子は、写真に撮るのを忘れていました。会場とオンラインで数名の受験者がありました。どちらも、紙は使わないCBTです。試験官も、1名の受験者に対して3名が管理をしていて終わったらサインするだけ。採点も自動かつ瞬時です。時代も変わったモンです。
【オール滋賀コンテスト】
とりあえず、ディフェンディングチャンピオンなもので、出ないわけには行きません。今年もOFM(県外電信電話マルチバンド)です。滋賀県内局と交信したバンド数がマルチになるので、何はともあれ7~1200MHzの8バンドで1局は滋賀県内局をゲットしないといけません。
特に難関なのは、数年前から追加された1200MHz! 隣接県と言えど、地べたの局は聞こえず。山の上に登っている局を見つけないと・・・という感じです。ただ、そればかり探していると局数が伸びないので、他のバンドに出ている最中に、1200MHzもワッチを続けます。で、聞こえた局を逃さず呼ぶのが鉄則です。今年は、開始から1時間以上経って、ようやくゲットできました。
去年よりは局数、マルチともに増えました。ただ、過去には20万点以上の年もありましたので、ベストというわけではありません。今回、好調だったのは○を付けたバンドです。特に、14MHzで局数、マルチともに伸びたのが大幅な得点増の要因でした。逆に、7/21/430といったバンドは低迷です。7MHzでは、午後、高校コンテストと競合してしまうのが悩みの種ですね。「両方のコンテストナンバーを送る」というのが一つの作戦のようですが、私は高校コンテストの規約を読んでいなかったので、そういう臨機応変の対応ができませんでした。反省。
・・・ということで、以上3連休のレポートでした。