CQ DE JF3PLF

Activities of JF3PLF / K7IL

ATNOが2つ! - CY0S, V26EI -

DXCCも、300を超えるとなかなかあとが進みません。ココに私の「Wanted DXCC」のリストがあるんですが、1年前のPZ5RA以来、New Oneは全くありませんでした。それが、コロナ禍がほぼ明け、あちこちのDXペディションが再開される中、2日で2つのATNOが獲れましたよ。

【CY0S】アメリ東海岸の少し北。カナダのNova Scotia州Halifax沖合に浮かぶ三日月形の島です。アメリカの東海岸というだけで、JAからは敷居が高く、先日、Honor Rollの先輩からは「Bouvetより難しい」と脅かされていました。昨日、ふと見つけた18MHzのFT8。まだ多くの方が群がる前だったのか、しばらくするとコールが返ってきました。ただ、F/Hなのかそうでないのか、またQSOの終了に「73」が返って来ない。私よりも電波が強いはずのDXerの皆さんも、同じような感じでした。「アカンか~」と思って今朝Club LogのExpedition Chartsを覗きにいったら、お~、虎の子のチェックマークが! ここに載ってたら、もうOKでしょう。70Wくらいの非力な出力にロータリーダイポールでした。ラッキー!

 

【V26EI】/em>こちらもカリブ。私の苦手なエリアです。ただ、かなり精力的に出てくれるので、スマホに入れてある「Ham Alart」もしきりにバイブが鳴ります。昨日は勤務日でして、仕事の合間に見てみると、ほぼ昼間一日中どこかにレポートがあり、指をくわえていました。今日、仕事はお休みなので、朝からほぼこれ一筋にロックオンです。朝、21MHzのSSBでコールが返ってきたような気がします。ただ、これは録音もしてなかったし、「証拠」が残っていません。で、先ほど14MHzのFT8。

色がメッチャ見にくいですが、「証拠」が撮れました。

こうして、日頃の精進の甲斐あって(?)、2日で2エンティティというラッキーが訪れたのでした。

 

第53回大都市コンテスト参加!

去年はなぜかパスしてしまった大都市コンテスト。今年は覚えていたので参加しました。しかし、15時の開始時、7MHzのコンディションはイマイチで、なかなか局数が伸びませんでした。ずぅっと、ほとんど1局/分のペース。もちろん、1時間毎にペースは落ちていくのでした……(x_x)

2年前の51回では、運良く7MHz部門で優勝しましたが、その時と比べると、局数が26局、マルチが10個マイナスでした。

jf3plf.hateblo.jp

コンディションが悪いのは、エリアの偏りはあるでしょうがどなたにも平等のはず。今年の入賞ラインは、例年よりもちょっと下がる……と思っておきましょう。なお、取得マルチは次のような感じです。本当はもっと獲れそうな気もします。QRVはあったのに取りこぼした……というマルチが少なくないと思うんですよネ。

えっと、どなたか教えてくださいな。このコンテスト、同一バンドで電話と電信と1回ずつQSOできるんですか? 「電話1点、電信1点。バンドが異なれば同一局も異なった局と見なす」という規約からは「同一バンドならモードが違っても同一局はデュープ」というふうに解釈すべきだと思うんですが、常連さん達が電話でも電信でも呼んでこられるので混乱します。No.5クラブさんに公式見解をお尋ねしようかな、と思います。ちなみに、CTESTWINの「3月開催コンテスト用MDファイル」を適用した場合、同一バンドではモードが違ってもデュープと判定されます。

SASE用1ドル札が入手困難です……

LoTWやeQSLといった電子QSLシステムが普及してきた今でも、我々アマチュア無線家は、時々ペディション等のQSLを請求するのに1ドル札(通称GS = Green Stamps)は貴重です。ところが、hamlife.jp にも取り上げられている通り、最近、外貨両替の取り扱いをしてくれる金融機関が減り、入手に困る状況となっているのです。

www.hamlife.jp

私も、先日手持ちの1ドル札が底をつきまして、どこで入手しようかという時に、この問題に直面しました。前に両替してもらった郵便局はすでにダメ。近所の銀行でも、そこの銀行でキャッシュカードを持っている人しか相手にしてくれず、外貨両替機のある銀行は大阪まで行かないとなさそうです。

途方にくれていたところに、お友達から「金券ショップにあるで」と天の声が。京都市内へ行った時に、立ち寄ってみました。「50枚下さい」と言ったら「30枚ならあります」ということで、いとも簡単に両替してもらえました。しかも、取扱価格が良心的!

¥136.28 の文字が見えます。この日にさかのぼって円/ドルの相場を調べてみました。

Google検索で出てくるグラフです。ありゃ、¥136.48前後みたいです。ほぼその日のレートで手数料も取らずに両替していますね。ありがたや。

これで、しばらくSASEを出す時に困らずに済みます。

新着QSL - OL90SVAZARM-

【OL90SVAZARM】

あらま。コールサインの文字数が全部で11個。記念局の説明には、「チェコスロバキアで初めてのアマチュア無線免許から90周年記念」とか何とか書いてあります。その昔、軍事協力団体であったSVAZARMにおいてしかアマチュア無線はできなかったそうで、SVAZARMでは、無線の他、自動車、飛行機、パラシュート、射撃、犬学、電子技術、コンピューティングなどが、軍事関連技術・趣味として扱われていたとのことです。

これ、CWでのQSOだったのですが、私個人としましては、こんな長いコールサインの記念局を運用するのはイヤです! 効率悪い極みでしょうね。

お宝発掘 !? - 100年前のタイプライター -

実家から、ふとしたきっかけで、こんなものを発掘してきました。Corona製のタイプライターです。こんなの、あちらの昔の映画でもなければ今ではお目にかかることもないですよね。

もともとは、顔も見たことがない祖父のものらしいです。それを、これまた亡き父が引き継いだものでして、父はOlibettiだか何だかの新しいタイプライターを買ったので、当時小学校高学年ぐらいだった私がいただいたわけです。BCLなんかを始めた私は、これで外国の放送局へ受信報告書を送ったりしていました。アマチュア無線を始めてからも、しばらくはこれでQSLカードを打ったりしていましたっけ。

背面を見てみると、こんな銘板が。ん? 1917年製ですか? 父も生まれていませんね。祖父は大学で英文学を専攻していたそうですが、まだ十代でしょ? どうやってこんなもの、手に入れたんだか。ともかく打ってみましょう。

こんな感じ紙を挟みます。昔を思い出しながら打ってたら、間違う間違う! そうそう。数字を打つ時は「ダブルシフト」をしないといけないんだった。あれ、数字の「1」がないぞ。そうか、「l」(小文字のL)で代用するんだった。でも、何とか打てましたぜ。

なかなかいい雰囲気です。可動部分に少し潤滑剤を吹いておいたので、動きもスムーズでした。使わなくなって50年近く経つのに、まだ印字できるっていうのが驚きです。

見たところ、インクリボンの上半分しか使っていませんから、外して上下逆さまに付けたら、まだまだ使えそうです(笑)。

バックスペースのキーの下部には、木片が挟んでありますよ。これ、きっと祖父か父かの仕業ですが、アームの長いバックスペースキーのぐらつきを抑えたかったのでしょう。

使用後は、こんなふうにコンパクトにたたんでケースにしまいます。

きたないですが、一応頑丈ですよ。バックルのところには、ロックもかかるようになってます。(残念ながら、もう鍵はありませんが。)今も、新幹線の中でラップトップPCを開いてお仕事している方がおられますが、100年前なら、汽車の中でこんなケースをパカッと開き、お仕事の書類をタイプしているオジサン達がおられたのかも知れませんネ。明日は、これを職場へ持って行って、子ども達に見せてあげる予定です。

これは買い! - エレキーパドル 1.5k円 -

ポチッとしてしまいました。エレキーのパドル。「家内制手工業」と謳ってヤフオクで出品しておられます。1500円+送料185円というお値段に飛びつきました。

それというのも、家にあるパドルはベンチャーの1個だけで、移動する時にはそれをリグから外さないといけないし、とても面倒に感じていたからです。以前、やはりヤフオク3Dプリンターで成型したと思われるパドルを買いましたが、肝心のレバーの部分がすぐにポキッと折れてしまったんですよネ~。メーカー製のパドルは、中古でも10k円以上したりするので、何とかならないかと思っていたところです。

モノは、こんな感じで届きます。家内制手工業と言っても、私は別に気になりません。パドルはプリント基板風。センターピンを基板に半田付けするためのフラックスが、お寿司の醤油の入っているようなお魚入りなのも微笑ましいです。

プラスドライバーとボックスドライバー(使いませんでしたが)、それに半田ごてを用意してさっそく組み立てにかかります。と言っても半分組み立て済みなので、半田付け数カ所とネジ止め1箇所ぐらいですぐに完成します。完成したら、即テスト。

そんなにややこしい部分はないので、もちろん問題なく動作します。ただ、レバーのしなりが大きいのと接点との間隔が広すぎるのとで、スクイーズ動作に問題があります。両方の接点を同時にセンターピンに接触させようとしても、パドルレバーの持ち手の部分がくっついてしまい、どうしても片方は接触しません。

ちょっと思案した結果、適当な金属(小さな卵ラグを使いました)を筒状に細工し、センターピンにかぶせることでセンターピンの直径を大きくしました。

こんな感じです。これで問題は解決。ちゃんとスクイーズ動作もできるようになりました。他には、バラすことが億劫でなければ、接点のビスにもう1~2個ワッシャーをカマスことでも解決できると思います。作者さんにこの旨ご連絡したら、丁重にお礼のメッセージをいただきましたm(__)m

今すぐ使うわけではないので、今はちょこんと机の上に飾ってあります。ものすごく軽いのですが、操作の際には左手で本体を押さえればいいので、そんなに問題はありません。また、裏にマジックテープでも貼り付けて机やボードに固定したりすれば、片手でもそんなに動くことなく操作できそうな気がします。

ともかく、これで1.5k円はありがたいです。大切に使わせていただきます。