CQ DE JF3PLF

Activities of JF3PLF / K7IL

500W局申請準備③ - リニアの電源 -

IC-2KL用のICOM純正電源は、IC-2KLPSです。IC-2KLを落札した時に、セットで付いてきました(当たり前?)。定格は、DC40V 25Aですが、ともかく重い! 説明書を見ると、13.9kgなんて書いてあります。IC-2KL本体が6.9kgですから、2台分ですやん。で、何を動かすにも腰が痛くならない方がいいので、コレを用意しました。

アンテナ切替機、ATUに続いて、またまたAliで買ったんだったっけ、中華製のスイッチング電源です。36V 33Aなので、IC-2KLPSに比べ、さらに余裕がありそうです。これを200Vで使います。

OMさんからいただいた大きなフィルターを通して、大きな200Vコンセント用のプラグもくっつけました。

IC-2KL側の電源コネクタは、こんな6Pです。2KLを落札した時に、調べて買い込んでおきました。「浦部中央製作所」というところが作っている「LL4000-6P」という型番のコネクタでした。先日、再度検索してみたら、「売り切れ」になっていましたので、将来を見越して、ちゃんと買っといてよかった~というところです。

結線は、ICOMさんにお聞きしました。IC-2KLの回路図も入手しました。左2ピンは電源のON/OFFスイッチ、真ん中2ピンは40V、右2ピンが接地であることが分かりました。

そこで、こんな感じのケーブルを作成。平行線を2本ずつペアで、3組ですから、何とも単純なモノ。平行線3本(計6本)をまとめるには、百均などで売っている螺旋の「コードチューブ」を使いました。ネコが電線をかじらないようにあちこち巻いているので、家に使い残しがありました。写真は、まだON/OFFスイッチ用の配線をしていない段階のモノ。1枚目の写真が処置済みです。

お! コンセントを挿し、電源ケーブルをつなぎ、IC-2KLの「POWER」スイッチを入れると、正常に動作しましたよ! この電源の定格電圧は36Vですが、「±3V」とありましたので、調整VRを回していくと、おぉ~、40Vを出力してくれました。そもそも、IC-2KLの規定の電圧が「40V±3V」なので、この辺はアバウトでよさそうです。

・・・ということで、電源をつないでスイッチを入れると、電源は入りました。この時、メーターの照明が切れていたので、パーツケースの中にあった適当な電球と取り替えておきました。メッチャ明るく光りますが、定格電圧が低い電球だったら、またすぐに切れますね(笑)。回路図上、ココには13.8Vかかっていることになってます。

通電はOKですが、リニアが正常に動作するかどうかは不明です。まだ免許を受けたわけではないので、今度はダミーロードをつないでテストをしてみないといけません♪