CQ DE JF3PLF

Activities of JF3PLF / K7IL

Ichigojam がやってきた♪

f:id:jf3plf:20161211014829j:plain

これ、買いました。「こどもパソコン Ichigojam」。またまた有効期限の迫っているTポイントを何に使おうか……と考えた末の「ポチッと」です。ハーフキットで、送料を入れて2000円ほどです。

いや、何に使う……とかいう目的はないのです。ただ、私、小学校の教員をやってまして、文部科学省が2020年度から小学校におけるコンピューターのプログラミング教育を必修化する方針だなんて聞いたものですから。私達の世代は、退職しても65歳まで年金も出ません。「再雇用してぇ~」という時になって、もしかしてプログラミングなんかをかじっていれば、「ぜひ来てちょうだい」と優遇されないかなぁ~なんて、そんな考えもなくはないです。ハイ。

ま、そんなことよりも、昔N88-Basicの動くPCがン十万円で売られていたことを思い出し、その100分の1以下の価格であることに驚愕しつつ、興味本位でとりあえず買ってみた……というのが本当のところです。

f:id:jf3plf:20161211015853j:plain

キットの内容はこれだけ。小さな基盤に抵抗やらコンデンサやらを半田付けすれば終了です。し、しかし……、部品を点検していて焦ったのが、「どこにもCPUがない」ということ。欠品? よくよく見ると、すでに小さなチップが基盤に実装されているじゃないですか。……とすると、大袈裟なICソケットはダミー? はい、そうらしいです。ピン配置を示したシールを、このソケットの上に貼るんだそうな。

f:id:jf3plf:20161211020440j:plain

さすがに「こどもパソコン」だけあって、Web上の説明は図解入りで親切です。久々の半田付けも無事終わり、ものの30分ちょいでなかなかかわいいマイ・パソコンが完成しました。

とまどったのが、PS/2キーボードをつなぐコネクタがUSBだということ。結論的には、私の持っていた予備のキーボード、PS/2対応ではなかったらしく、つないでも文字がタイプできませんでした。後日検証。一応、micro USBから電源を供給し、ビデオ出力をテレビに接続したところ、正常に起動することは確認できました。

f:id:jf3plf:20161211020919j:plain

ただ、この後、一つの問題が! 電源を供給しているmicro USBに接触不良がありました。コネクタを挿した状態で、電源がブチブチ切れたり入ったり。半田付けを確認しても問題はないし……。あれこれ探ってみると、半田付けしたリード線がそのままコネクタの接点として内部につながっていて、それがコネクタを挿した時に(穴の位置が合わずに)押し出され、結果としてきちんとオス・メスのコネクタが接触しない状態になってしまっていたみたい。今は応急的に、不良のメスコネクタを取り外して電源ラインを直結してありますが、明日、京都に出るついでにマルツで調達してこようっと。それと、この作業をしている時に、お隣の1×4のピンソケットも半田ごてで焦がしてしまったぞ……。

ともあれ、おもちゃが一つ増えました。無線の合間にまた遊びましょうっと。