CQ DE JF3PLF

Activities of JF3PLF / K7IL

500W局申請準備④ - アンテナ切替器復活! -

先日、不良品・返品のリクエストを出しておいたアンテナ切替機について、続編です。Aliさんは「返金OK」の返事をくれたんですが、ショップから「ちょっと待った~」のビデオ付きメッセージが来ました。一度基板から同軸コネクタを外して、1番の端子から順番に導通テストをしてくれ、と。

面倒くさいのですが、やってみました。確かに、基板だけなら正常に動作するんですよ。ただ、コネクタを基板に半田付けし、ビス留めすると不具合が起こるんです!

こうするとダメ! ただ、原因らしきものは分かります。

コネクタが、こんな風に基板のパターンに傷を付けているんですよね。多分、それがコネクタをビス留めすると不具合を起こす原因。ショップに、写真付きで「どうよ」と投げたら、今度は「そこにA4の紙をはさんだらいいよ」と来ました。ま、A4は大きすぎるので、小さく切るんでしょうけど、耐電力1.5kWを謳っている切替器の絶縁を、1枚の紙で? さすが中国らしい横着な解決法。

私がこれで扱おうとしている最大電力は500Wなんですが、それでもやっぱりこの解決法はイヤです。パーツ箱に入っていたいろんな物を眺めながら考えて、こうすることにしました。

コネクタを基板に付けるのはやめて、アルミケースに直接固定しました。また、基板はスペーサーを使って少し浮かせました。コネクタの芯線と基板とは、しっかりとした太い線(同軸の網線をよじりました)で接続。

中と外は、それぞれこんな感じ。

アンテナをつないでテストした結果、これで一応まともに動くようになりました。半ば「アンテナ切替器」として使っていたFC-107は以後不要になる予定。ただ、1.9MHzは、ATU-500WではSWRが落ちないので、その対策をするまでは売りません(笑)

横着な中国のショップには、「返金はいいゎ」と言っておいてあげましょう。