CQ DE JF3PLF

Activities of JF3PLF / K7IL

夏休みの工作 - 階段に手すりをつける -

家を建てた時は三十代だったのに、いまや還暦を過ぎ、老夫婦だけの家庭になってしまいました(^^ゞ 夏休みに、階段に手すりを付けました。

これ、石膏ボードの裏に隠れている「間柱」を見つける道具です。左のは、プスッと針が出る単純なものですが、右側のは、超音波か何かで探知するみたいです。2つあっても、素人にはちょっと難しいです。結果的に、強度的には問題ないレベルの手すりがついたので、よしとしましょう。

まずは、こんな風にマスキングテープで手すりの位置をマークしていきます。一番下が「踊り場」というか、1段上がって右に曲がる形です。奥さんは、階段部分だけじゃなくって、ここから手すりが欲しいそうです。いろいろ調べて、手すりの高さは床から約80cmが適切だそうで、そんなモンにしておきました。

まずは、直角に曲がる部分から取り付けを始めます。TOTOの「入隅コーナーブラケット」という部品です。これを角っこにつけると、こんな風になります。

何だか壁紙に隙間があいたような気がしますが、気にしないことにします。だいぶ古い家なので、隅っこの隙間ぐらい、あちこちにありますので……。(取り付けた金具は、ガッチリと付いています。)

さて、2mの棒(35mm径)をのこぎりで切ります。多少斜めに切れたとしても、そこはブラケットの中に収まる部分なので、安心して大胆に♪

手すりのの終わりは、「エンドホルダー」という金具で処理します。

こんな感じで、なかなかキレイに仕上がります。

階段への昇り部分、「フレキシブルブラケット」で曲げるんですが、写真を撮るのを忘れました。ま、こんな風になります。あとは、階段の直線部分ですね。

今度は4mの棒を切り、「フレキシブルブラケット」と階段の一番上の部分の「エンドホルダー」で固定します。まだ、この状態では棒の重みでたわんでいるので、「エンドホルダー」と棒は、ネジ止めしません。

仕上げは、「L付受けブラケット」という、簡単に言えば長い手すりの途中を支える金具の出番です。35mm径の手すりだと、最大90cm間隔と考えて、このブラケットを使わないとアカンみたいです。

こんな感じですね。ここだけは、棒のたわみを下から見てもらったりするのに、ちょびっとだけ奥さんに手伝ってもらいました。

はい。パーツが配達されたのが金曜日。翌日がお休みなのをいいことに、帰宅後、その日のうちに工事を完了させました。「えらい立派な手すりがついたナぁ」と、なかなか好評でした。

ところで、4mの棒と2mの棒、それぞれ少しずつ端切れが残ってしまいました。なかなか上質の棒なので、捨てるのはもったいない……。よし! 

長さがちょうどよかったので、トイレの手すりにしました。買い足したのは、「エンドホルダー」2個と「コーナーブラケット」だけ。お陰様で、我が家が「シルバー」用の「介護ホーム」になりました。階段手すり+トイレ手すりで、かかった費用は3万円弱ですかね。多分、工務店さんに頼むとこれでは済まないので、よかったよかった。