こちらで既報の通り、昨年12月25日~31日の1週間、京都ARISSスクールコンタクトの臨時局8N3LRを預かり、京田辺市(JCC#2212)で運用しました。スクールコンタクト成功後のこれまでのPR運用で、「HFにはいつ出てくるの」とのリクエストを受けていたようでしたので、ともかくHFでの運用に専念し、1.9MHz~28MHzの9バンドで、延べ2372局とQSOしました。
27日と30日はほとんど出ていませんから、残りの5日間で約2300QSOです。特に28日は900QSO以上ですね。普通のコールサインでQRVしてもこうは行きませんが、やはり特別コールサインの強みでしょう。次から次へと呼ばれ、プチDXペディション気分を味わわせていただきました。QSOの内訳は、次表の通りです。
1.9MHz~10MHzの4バンドAJDが完成していますね。普段の個人コールサインでのQSOは、CWがメインなのですが、今回はSSBでもかなりがんばらせていただきました。特に7MHzはSSBでのQSO数がCWを上回り、SSBに出て来られる局の多さを実感しました。3.5MHzは、さすがにCWの方が効率が上がります。Jクラスタにアップされるや、途切れることのないパイルアップになります。それから、14MHzより上のバンドを、熱心にワッチされている方がおられることにも感謝。中には、1.9MHz~28MHzの全バンドQSOの方や、バンド/モード取り混ぜて合計14QSOの方も。最後の日には、RTTYにもQRVしましたら、結構皆さん追っかけてくださっていたようで、3.5MHzなどでも呼んでいただけました。なお、DXには全く力を入れませんでしたので、たまたま呼んでもらった28QSOのみでした。
ちょっと気になったのがDUPE。毎日のように同じバンド/モードでコールしてくださる方もおられたのですが、同じバンド/モードでのQSLは必要ですか? もちろん、移動局ですから、日が違えばQTHも違うということもあり得ます。でも、そのために私の場合、どのモードでも比較的頻繁にQTHを送出するように心がけていたのですが……。結局2372QSO中95QSOが同一バンド/モードでしたので、純粋なQSO数は2277QSOということになります。
なお、ロギングにはZLOGを使用し、最後のQSO分析にはCTESTWINを使用しました。CWのパドル割り込みが使いやすかったためです。CTESTWINでもパドルは使えるようなのですが、まだ勉強不足です。
で、DUPEを許可する設定にしておきましたので、DUPEの方にもQSLはその枚数分届きます(笑)。QSOしてくださった皆さん、ありがとうございました。8N3LRは、2月10日頃まで持ち回りで運用される予定です。大阪府、兵庫県等でも運用されますので、また追っかけてみてください。V/UHF、また、サテライトにもQRV予定。明日は兵庫コンテストでもこのコールが聞こえるらしいですよ。では、GL!