CQ DE JF3PLF

Activities of JF3PLF / K7IL

hQSL 考

先日、hQSLを使い始めたことは書きました。

・コンテストやFT8のQSLでビューローが逼迫している。
JARLは終身会員の権利を剥奪し、QSL転送を有償にしてしまった。
・同一局・同一バンド・モードのQSLは紙資源の無駄。
・日本にはeQSL・LoTWに匹敵する電子QSLがない。

等々の点から、hQSLは待望の新システムということができるでしょう。少し前には、QSO Bankという電子QSLがありましたが、JARLにはその復活の意向もないようです。JG1MOU 浜田さん、いつもお世話になってます♪ ご苦労様です。

さて、私は3箇所に固定局を持っています。自宅はココ。

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ふだんは京田辺市からQRVしています。しかし……、

Your QTH:  京都市西京区


なんていうカードをいただいてしまうことがしばしば。私のQTH、間違ってま~す。確かに、西京区にも固定局を開設していますが。さらに……、

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先日のKCWA CWコンテストは、相楽郡南山城村のシャックから参加しました。ココも固定局なので「/3」は付けてません。すると、今度は

「貴局のQTH:京田辺市


って書いてありますよ。あら~、ごめんなさい。今回は京田辺市じゃないんです~。こんな具合ですから、hQSLで相手局のQTHを入れる設定にしておられる方には、再考をお願いしたいです。具体的には、

・相手局のQTHは入れない設定にする
・相手局のQTHを入れるなら、相手局のQSL確認後に送る

ですかね。設備共用が容易になった今、固定局を複数開設している人はいっぱいいます。どこかから参照してきたQTHが正しいとは限りません。

このようなQSLをいただいた場合、hQSLユーザーは必ず「@jarl.com」のアドレスを持っていることが前提だと思うので、訂正依頼のメールをお送りしています。

FT8でQSOいただいたある方からは、このような誤りを防ぐため、固定局を複数持つ局は、マクロを設定して

「PLF C2212」


とかいうメッセージを送出してはどうか、とアドバイスいただきました。まぁ、それも一つの手でしょうが、それなら今回のようなCWコンテストではどうでしょう? 「5NN KT 001」とコンテストナンバーを送った後に改めて「JCG 22008/E」とかって送ります? そんな非現実的(非効率的)なことはしません。やはり、これはQSLカードを発行する側の問題かと思います。「確実でないなら記載しない」「記載するなら確認後に」ですね。

ついでです。せっかく手の込んだデザインをされているのに、何が書いてあるのか判読が難しいQSLっていうのも多いです。 

茶色や赤の中に赤字、白い背景の上に白字……、読みにくいです。画像編集ソフトで編集するときに、いろいろ試されるとFBかと思います。フォント、サイズ、色等の工夫で見やすいQSLができます。データ領域には「半透明にする」という処理もできますので、効果的に使うと便利です。

ついでのついでです。先日JG1MOU 浜田さんとQSOできました。ビカビカビカッと画面が光ってびっくりしましたが、楽しい一瞬でしたよ。今後ともよろしくお願いします。