私のPCのほとんどをWindows 10にし、「快適~」と言っていたら、一つ不具合が! それは、古いソフトウェアをの「ヘルプ」が開けない!!!!
この不具合は、Windows 7の時も8の時も起こっていました。でも、修正ファイル(KBナントカ)がMicrosoftからリリースされていました。今回、まだそれがないので困るわけです。例えば、MMQSL。普段から重宝していますが、データボックスに入れるコマンドが分からないと、QSLの定義ファイルが作れません。
しかし、どんなときにも先人がいて、救世主がいてくださるものです。今回参考にさせていただいたのは、NaoSoft別館blogさん。元ネタはMicrosoft Communityの中にあった「WINHLP32 - Do we have to go through this again?」というタイトルのディスカッション。Komeil Bahmanpourという人が解決策を提供しているよ、と書かれています。
1)Komeil氏のサイトへ行き、「winhlp32-windows-7-x86-x64-komeil.cab」をダウンロードする。
2).cabファイルを解凍する。
3)install.cmdを編集する。具体的には、「Setting」のセクションに次の2行を加えた後に上書き保存する。
set WindowsVersion=7
goto :BypassVersionError
4)install.cmdを管理者権限で実行する。
これで、旧バージョンのヘルプファイルも開けるようになります。そもそも、これは「不具合」というより、Microsoftが意図的か否かは知りませんが、winhlp32.exeを7以降のWindowsに実装していないことが問題なのだと思います。別の方法としては、Windows XPのPCからコピーしたwinhlp32.exeをWindows 10マシンに入れてやる……というのもアリだとか。私は検証していませんので、オウンリスクでお願いします。