一昨日、京都市内に出かける用があって、昨年2月までNHK京都第1放送(JOOK 621kHz)が置かれていた二条城わきを通りかかりました。
停波して1年経つというのに、ワイヤーアンテナが架設してあった2本のタワーはそのままになっています。（アンテナ自体は取り外されているけど……）
621kHzなので、波長は483m。ダイポールではなく、接地型アンテナの一種であるT型アンテナであったことは、ネットのあちこちで目にします。水平部が36m、垂直部が39mあったそうです。中波放送局は、たいがいトップにキャパシティーハット（容量環）のついた垂直型アンテナが用いられていて、京都放送局は全国でただ一つ残るT型アンテナの局だったということで、廃局はちょっと残念ですね。
アマチュアの興味から言うと……、京都市のド真ん中に中波の放送局。廃局後の少しの間でもいいから、160mのアンテナなんかを設置して、使用させてくれると楽しい（楽しかった）のですが。なお、今は666kHzの大阪第1に統合され、京都府民はそちらを聴取しております。Hi。。。
