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昭和のステレオ - ビクター BR-500 -

実家に行くと、昭和レトロなものがいろいろと見つかります。これも、その一つです。

日本ビクターが昭和の時代に売っていた「オーディオラ」という商標のステレオです。

蓋を開けた左側には、レコードをかけるターンテーブルが。33回転、45回転、78回転に対応しているのはもちろん、回転数のセレクターには「10」なんていうポジションもあるんですけど、何なんでしょうね。

ターンテーブルの右側はラジオのチューナーが。中波、短波、FMに対応していますよ。中でもおもしろいのが、右チャンネルと左チャンネルに、それぞれ独立した中波チューナーを搭載していること。その昔、2つの放送局が同期させてレコードの右チャンネルと左チャンネルを別々に放送し、それをこういう機械で受信してステレオで聞いていた・・・という信じられない時代の名残なんですね~。

亡き父は、几帳面なヒトだったので、取扱説明書もこんなふうにきちんと残っています。昔~のモノにしては、表紙は全て英語。当時、「ハイカラ」なものだったんでしょうね。

本体の背面には、定格がこんなふうに印字してあるんですね。受信周波数の範囲はどれだけだとか、どんな真空管を使用しているだとか・・・。でも、不思議なことにレコードプレーヤー部分の仕様は書いてません(笑)。

その隣りには、これまた細かな記述が。「サービスマニュアル」か・・・みたいな感じです。真空管配置図、シャーシの取り外し方、ロープのかけ方、アンテナの張り方・・・。おもしろいです。

これ、レコードをかけるための針ですね。サファイヤ針とか、ダイヤモンド針とか、けっこう残ってました。

こんなレコードをかけてたんですねぇ。童話、童謡、昭和歌謡、洋楽等、いろいろあります。中には、「ソノシート」とか言って、ペラペラのビニールみたいなのも何点かありました。

祖父も父も、英語をやってまして、Spken American Englishアメリカ口語教本)なる立派そうなレコードも出てきました。聞いてませんけど、少し前のアメリカ英語が聞けるんでしょうね。

実家には、SPレコードも4500枚以上ありましたが、それは全て京都駅前に新規移転の京都芸術大学にもらわれて行きました。このステレオも「要りませんか~」と売り込んだようですが、置いて行かれてしまったようです。パネルなどは、少々カビ? 錆び?・・・などであまり綺麗な状態ではありませんが、拭くなり磨くなりすればそこそこ甦ると思うんですけどね。どなたか要りません? なお、4本足だったんですけれど、足は行方不明です。

先日、その辺にあったレコードをかけたりラジオを聴いたりしてみましたが、とりあえず音は普通に出ます。Hi-Fi Stereoと謳っているだけあって、当時にしてみたら抜群の音だったんでしょう。