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冬休みの工作(2) - 洗面化粧台 -

あぁ~、無線ネタではないんですね。期待してくださった方、ごめんなさい。だいぶ前のことなんですが、家を建てた時から据え付けてあった洗面化粧台が割れちゃってたんです。昔の陶器製ですから、物を落としたりするとこうなります。

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まともには修理せず、テキトウにセメント(?)やらパテやらで応急修理をしていたのですが、さすがにカビも生えて真っ黒になり……、洗面のたびにいや~な気分になるのです。そこで「リフォームだ!」となるわけですが、プロに頼むと一番安いところで4万円、10万円程度は普通、ン~十万円のところもあったりします。

さて、無銭家はDIYをするのです。別のリフォームをお願いすることになった業者さんに相談してみると、「やってみはったら?」と、ことも無げにおっしゃいます。古い洗面台についても、業者が処分すると高いので、大型ごみに出せば市が持って行ってくれる……ということも教えてもらえました。

さて、善は急げ。お得意の商品選びです。例の業者さんは「75cm幅のモンは1万円台ではないでしょう」とおっしゃっていましたが、19800円(税・送料込み)が最安で見つかりました。

ただ、水栓やボウルの形状、メーカー等を考え、これに決めました。

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税・送料込み22000円なら文句ありません。従来の品と比べ、5cmほど背が高いですが、どうせ上についているミラーキャビネットはビス4本でついているだけだろうし、はずして上げれば大丈夫。

商品が到着し、ひと通り説明書を読んだら、必要な工具類を調達します。ウチにないものは買わないと……。

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磁器タイルにビスの下穴をあけたり、本体の背面や底に配管用の穴をあけたりするドリルビット、配管に巻くシールテープくらいが必要不可欠。あと、設置する床面の右側が少し下がっているのを知っていたので、そこに敷く木材も調達しました。せいぜい2000円程度でしょうか。

工事の1日目は、家の止水栓を閉めて古い洗面化粧台を取り外す作業。取り外すことで、水栓接続の時に注意すべきことなども分かります。あと、20年余もそのままだったので、取り外した部分の掃除も大変です。

ココを建てた時に作業をしてくれた工務店さん、手早く仕上げられたのは分かりますが、少々雑なところも今になって見つかります。傾きの補正もそうですが、穴あけのテキトウさとか、配線の処理とか……。

さて、2日目はいよいよ新しい洗面化粧台の取付です。配管の位置に合わせて本体に穴をあけ、位置を決めます。それからお湯の配管と水の配管を間違えないように、またあとから水漏れを起こさないように、丁寧に管をつないでいきます。できた! と思いきや、ビニール袋に入ったパッキンを3個発見。「入れ忘れないでください」とわざわざ書いてあるのに入れ忘れです。恐る恐る止水栓を開き、お湯や水が出ることを確認し、ミラーキャビネットも取り付けtます。後ろにある配線が邪魔で、一人では作業が難しく、「コンセント挿して、穴の中に線入れて~」というところはヨメサンに手伝ってもらいました。

それにしても、「磁器タイル用」と書かれたドリルビットは優れものですね。固いはずのタイルにシュルシュル……と穴があいていき、パリンと割れたりすることもありません。癖になりそう。さて、できました!

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プロの方から見ると、「なんでやねん!」というようなこともやらかしたかも知れませんが、自分では自分の家だからという思い入れもあって、丁寧に作業したつもりです。上のキャビネットは年代モノで色が変わっているのが可哀そうですが、何せ「無銭家」ですので……。

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扉の中はこんな感じです。以前のものは、排水管がど真ん中にありましたが、今回のは右端に。奥行きは5cmほど低いものの高さが5cm高いこともあって、収納スペースは広くなった感じです。

後日談です。左の壁もタイルだし、コーキングは要らんかぁ~と言ってたのですが、やはり使ってみると水が跳ねることもあります。結局コーキング材を買ってきて、職人さん並に(?)きちんとやりました。あくまでも自己満足ですが……。

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ということで、冬休みの工作(2)は終わりデス。