PCをWindows7の新しいものに更新したついでに、050plusのWindows版を使ってみようと思ってインストールしました。
着信の確認までは行き着きましたが、そこまで行くまでに、かなり苦労させられました。2011年9月からアップデートを重ねてきているソフトの割には、まだまだ未完成という感じがします。以下、苦労した点を備忘録のつもりで記録しておきます。
1)画面がくずれる!
これは、インストールの時点で警告があります。Windows7には、コントロールパネルに「デスクトップのカスタマイズ」という項目があり、さらに「ディスプレイの設定の変更」という項目があります。ココに、小(S)-100%、中-125%(既定)(M)、大-(L)-150%というオプションがあります。
050plus Windows版では、このオプションを、必ず小(S)-100%にしなければなりません。私の場合、中(既定)にしていたのですが、警告を無視してそのままにしておきました。するとどうでしょう。050plusの画面が途中で切れたようになってしまい、一番肝心な「通話開始」のボタンが表示されません。1920×1080のディスプレイを使用しながら解像度を下げる設定にもしたくないので、このソフトのためだけに文字が極端に小さい「小」の設定にしなくてはなりません。設定を変えると、せっかく整頓したデスクトップアイコンも乱れますが、今のバージョンでは仕方がなさそうです。
2)アドレス帳がインポートできない
スマホに入っている「連絡先」、自動でインポートされる……なんていう甘いころはありません。オンラインヘルプの「アドレス帳設定」を読みながら、自分で設定しなければなりません。まず、スマホの連絡先をSDカードにエクスポートします。.vcf形式で保存されます。それを、USB接続でPCにコピー。AddressBookEncoderというフリーソフトを使ってCSVに変換。まぁ、ここまでは何とか順調です。
ところが、この先、何回インポートを試みてもエラーが出て蹴られます。CSVの形式が悪いのか、何が悪いのか分からず、三四郎を介したりExecelを介したり、大変でした。結局、OpenOfficeのCalcでテキストCSVを選択し、カンマ区切り、テキストは「'」を前置する設定で読み取れそうな感じになってきました。それでもまだ特定の人のデータのところでエラーが出て、インポートが完了できません。そこで、その人のデータを050plusのソフト本体に直接入力してみました。ようやくエラーの原因判明。docomoのユーザーで、メールアドレスにピリオドが使ってあると「不正なアドレス」と認識される模様。これを除去して、やっとアドレス帳のインポートは完了しました。
さて、年末にauの携帯は解約したし、いよいよ050plus生活に入り込んでしまいました。まだ、固定電話の解約……という勇気はありませんが、まぁ、月々の基本料金はeo光電話が300円、050pusが315円なので、よしとしましょうか。