CQ DE JF3PLF

Activities of JF3PLF / K7IL

HAMLOGでQSLを作ろう

Normalqsl JARLからQSLカードが届くと、「New entityはあるかな」とか、「JCC/JCGは増えたかな」とか、とてもワクワクするものです。それとともに、世界各国、国内津々浦々からきれいな写真のカードが届くのも楽しみです。

ただ、データ面を見たときに、JAの局からは写真左のようなQSLがあまりにもたくさん届くのに少々つまらなく思うこともしばしばです。これは、TurboHAMLOGの作者であるJG1MOU/浜田さんがサンプルとしてHAMLOGに同梱してくださっているもので、それ自体を否定する気はありません。要するに、使う側の問題として、「サンプル」をそのまま使うのではなく、自分なりにその構造を理解してカスタマイズしてはどうかと思うのです。

かくいう私も、普段HAMLOGのデータを印字するには、JE3HHT/森さんの開発されたMMQSLで印字しています。コンテスト毎、移動地毎にいろんなQSLをデザインするには、MMQSLの方が優れています。それは、WIYSIWYGが実現されているからです。HAMLOGのQSLデザインは、コマンドやxy座標で命令文を作成しながら、試行錯誤しなければならないので、カスタマイズするのに敷居が高いのでしょう。

Hamlogですが、ログをつけながら、交信の終了時にはQSLの印字まで済ませてしまうという「クイックQSL印刷」の機能を考えた場合、HAMLOGからの直接印刷は大変優れています。QSL定義ファイルさえ指定しておけば、ロギング画面を右クリック→編集と登録→クイックQSL印刷でOKです(写真右)。慣れれば、右クリック→Alt+(E→Q)でQSL印刷が終わってしまいます。

今回、シャックの整備を進める中で、PCも入れ替えました。それと同時に、HAMLOGのクイックQSL印刷用に定義ファイルもリニューアルしました。(写真下)

Newqsl

無銭家の私は、これが写真カードのデータ面というんじゃなく、これ自体がQSLカードです。フォントは種類、色、サイズ等が自由に選べます。JARL転送枠も、赤枠で印刷できます。BMPやJPGも貼り付けられますから、JARLマークなんかもお手のもの。こんなカードが「右クリック→Alt+(E→Q)」で印刷できるのは、気持ちがいいと思いませんか。(サインもスキャナで取り込んで、BMPかJPGかで刷り込めるのですが、さすがにこれはやめておきました。Hi)

※ついでに私の疑問……。MMQSLでもJARL転送枠が印刷できるのですが、黒なんです。JARLの転送規定では、「枠は赤の実線。黒の場合は波線」とされているんですよね。どこかの設定で、規定に合うようにできるのかどうか……。改めて、MMSOFTのMLででも質問を投稿してみようかと思います。