今回、珍しい所からは1枚も来てません。
【9M0O】 スプラトリー（＝南沙諸島）です。以前、1Sしか出ていなかった頃は珍しかったですが、今や各国が領有権を主張し、特にマレーシアのラヤンラヤンリゾートからのQRVが増えてからは、半ば「雑魚」化していますね。軍隊の警護もなく、誰でも行って電波を出せそうです。
【KU7FM/KH2】 JA3VXH・津高さんの運用なのですが、津高さんのKU7FMというコールサインには、私にも関係のある深～いストーリーが。もともと、KU7Fというのが、津高さんの親交深かったFlorenceというYLさんのコールサインでした（OMはKU7E）。私が1982年に初めてアメリカ旅行に行き、泊めてもらったのが津高さんご紹介によるFloご夫妻のお宅。Floは、私達がアメリカに到着したその日（木曜日だったかな）に、「週末に試験の予約を入れてあるから！」と「Final EXAM」というFCC試験の問題集をプレゼントしてくれたのでした。3日間のお勉強の末、手に入れたのがN7DUUというGeneral級のコールサイン。今のK7ILのモトです。
そのKU7Fの訃報を聞いたのが数年前でして、多分、その後津高さんはKU7Fのコールサインを継承したかったのかなと思います。でも、ご存じの通り、アメリカでは2×1のコールサインは、リリースされたらすぐにVanity Callの予約が入ります。KU7Fを他の人に取られちゃった津高さん、M（Memorial）をくっつけたKU7FMを取得され、故人の生前のご活躍を記憶にとどめようと思っておられるのではないかと拝察しています。
【RP71V】 The Great Patriotic Warの71周年だそうです。ロシア（旧ソ連）は、長くて複雑な変遷の歴史を持つ国で、過去にはナポレオンやナチスドイツ、日本とも交戦していますね。この71周年も、一連の「抗ファシズム戦争」の功績を称えるもののようです。
【TX8C】 TX＃*というコールサイン、最近ではTX5Tなんかも出ていました。クリッパートンみたいな珍しい所もあるかと思えば、TX8Cは、普通のニューカレドニア(FK)です。どういう基準でTX#のコールサインが発給されるのかは、よく分かりません。
