『ほぼスマホ』は、「ネットもメールもアプリもできる通信専用スマートフォン」という触れ込みですから、音声通話の機能はありません。でも、端末自体はDoCoMoのN-06Cがベースなので、マイクもスピーカも付いています。ホーム画面には、「電話」ボタン（アイコン）だってちゃんとあるし。
そこで、『ほぼスマホ』購入検討時より目をつけていたNTTコミュニケーションズの『050plus』導入です。月々315円の支払いで050番号がもらえ、skypeのオンラインナンバー（同じく050です）よりも安価。050plus同士はもちろん、OCN提携の無料通話先プロバイダの050IP電話へも24時間無料通話が可能です。
さっそく申し込みました。申し込みに、080または090番号の携帯が必要だということが、少々ひっかかりました。携帯を持っていない人は契約できないのですね。これは、認証の電話がかかってきて、申し込み画面で登録した4桁の暗証番号を入力するためのものなのですが、それなら固定電話でもよさそうなもの。1人1番号のためにそうなっているのでしょうか。
さて、使い勝手ですが、左の通り普通っぽいキーパッドが出ますし、電話帳も旧携帯から赤外線で送り込んだ連絡先がそのまま使えます。着信音だって、普通に設定できます。これなら「音声通話機能ヌキ」の『ほぼスマホ』だって、何ら遜色なく音声通話ができてしまいます。
今まで、ほとんどヨメサンの携帯にしか電話をかけたことがないのですが、音質はまずまずです。ただ、衛星中継のように少し遅延があるのは仕方のないことでしょうか。その遅延も、固定電話向けの通話だと、少しマシなような気もします。時々酷評するサイトもありますが、実用上はほとんど問題ないのではないでしょうか。
右は、ロジテックのBluetooth対応片耳ハンズフリーセット。送料込みで1341円。貯まっていた楽天スーパーポイントで購入したので、実質タダ。これで、車に乗った時も、おまわりさんに怒られずに電話ができます。
さぁ、こうなると、旧携帯を解約したくなります。これ1本で行こうかと。前述した「携帯を持っていない人は契約できない」問題は、050plusのWebPageにあるFAQでも、「契約後には旧携帯を解約しても構わない」とはっきり書いてありますし、この点はクリアです。ただ、この前発覚した問題点が１つ。Biglobe 3G自体の契約の問題なのですが、「デイタイムプラン」にしたため、夜8時から2時までは外出先では電話できないのです（自宅ではWi-Fiがあるので大丈夫）。10月に入って、24時間OKの「スタンダードプラン」に変更したら、旧携帯を解約しようかな、と考えています。なぜ「10月に入って」かというと、変更月はデイタイムプランの料金がそのまま適用されるからなんです。細かいことですが、家計には大きいことです。それでなくてもプランの変更手数料が3150円かかるものですから……。
